【メタバースとは何? わかりやすく解説します! メタバースで社会はどう変わる?】③

                      

メタバースの今後』

           

2020年のメタバースの市場規模は約4800億ドルでしたが、2024年には約7800億ドルに増加すると予想されています。

メタバースは今後さまざまな分野・業界に広まっていく可能性があります!

 

これまでビジネスやゲームでのメタバース事例を紹介しましたが、今後メタバースが広まっていくと予想される分野のひとつが

       

        【教育】です!

 

メタバースによる学習のメリットのひとつとしては、現実では危険で行うことができない科学実験等を仮想体験できることです。

        

これまでは先生が生徒を間違わない方向に誘導するスタイルが一般的でしたが、安心して失敗ができれば、生徒はより主体的に行動、思考する機会を得ることができます。

 

海外の生徒とのコミュニケーションもより簡単になるため、語学学習や異文化交流の機会はより増えていくことが考えられます。

さらに、翻訳の技術が進めば違う国の違う言語の人同士が同じ授業を受けるといった未来も十分予想されます!

 

また、学校環境になじめない人、病気や障害により通学が困難な人であっても、メタバース空間で同級生とコミュニケーションをとりながら学習することも可能になります!

 

従来のオンライン学習では生徒同士がコミュニケーションをとったり、コミュニティを築くことが困難でしたが、休み時間に仮想の教室で生徒がアバター同士で集まって雑談を楽しむといったこともメタバースでは実現可能です。

 

そしてメタバースで教育を受けた子どもが大人になったとき、社会のメタバース化はよりいっそう加速していくことは間違いないといえるでしょう。

 

メタバースの課題』

            

メタバースの課題として挙げられているのが

   

法整備】です。

 

現在の法律では仮想空間でのビジネスは想定されていないため、仮想のアイテムが何らかのアクシデントにより消失してしまった場合、それが価値を持っていたとしても法律的な救済を得ることができない可能性があります。

そこで、202111月にメタバースの商取引のルールや運営に関するガイドラインの整備を行う

「バーチャルコンソーシアム」という団体が

発足されました!

メタバース市場はさらに拡大していくと思われます。