【NFTとは? 初心者向けに簡単にわかりやすく解説します!】①
NFT(エヌエフティー)とは何なのでしょうか。
NFTの定義を暗号通貨との違いから紐解き、
アートやゲームなどのその用途や、
投資対象としての側面についてわかりやすく
解説していきます!
『NFT(エヌエフティー)とは何?』
NFTとは「Non-Fungible Token」の略で、
日本語では「非代替性トークン」と訳されます。
これはブロックチェーン上で管理ができる
トークンの1つであり、NFTとデジタル資産を関連付けることで、デジタル資産の所有者や取引履歴の管理/追跡を可能にします。
NFTとは何かを理解するためには、まずブロックチェーンの内容やNFTと暗号通貨との違いを
理解する必要があります。
以下ではまずNFTの背景となるブロックチェーン技術や暗号通貨について解説します!
『ブロックチェーン技術と暗号通貨』
ブロックチェーンは仮想通貨(暗号通貨)を
実現するために開発された技術です。
暗号通貨は、デジタルネットワーク上に存在する資産です。
ブロックチェーンが開発される前は、
「悪意のある人間がネットワーク上のデータを複製・改竄する」
「ネットワーク管理者が自己都合でサービスを終了・改悪する」
という可能性が考えられました。
一方、ブロックチェーンは、自律分散システムと呼ばれ、全ての参加者が自律して取引履歴を
コピーし続けています。
サービス提供者であっても記録されたデータの
消去や改竄はできず、参加者が自身の取引履歴を消すこともできません。
ネットワーク参加者全員が管理するネットワークのため、改竄は事実上不可能となります。
このブロックチェーン技術によって暗号通貨は安全に利用ができるのです!
『暗号通貨は代替性トークン』
ブロックチェーン上で管理される暗号通貨には
代替性トークンの技術が使われています。
代替性とは、現金のように交換が可能であると
いうことです。
例えば、財布の中に複数の100円玉がある場合、それらは区別されず、
どれを使っても問題がありません。
つまり現金も暗号通貨も代替性があると言えます。