【いま話題の「NFTアート」とは? 3つの特徴や購入方法を解説します!】②
『NFTアートの特徴』
複製・改竄可能であったデジタルアートを唯一無二のものに発展させたものがNFTアートです!
これは仮想通貨技術に使われている
「ブロックチェーン」という技術を応用することによって実現されました!
NFTはNon-Fungible Tokenの略で、
日本語では「非代替性トークン」と呼ばれます。
NFTアートには大きく3つの特徴があります。
◉唯一性を証明可能
◉改竄が不可能
◉作成者/所有者を記録可能
これら3つの要素により、アート作品としての価値が保たれ、作成者/所有者の履歴が追跡可能になり、デジタルアートであっても従来のアート作品のように高額で売買されることが可能になったということです!
『投資対象としても人気を集めるNFTアート』
歴史的にアート作品は、鑑賞目的だけではなく、投資家による投資対象としても注目されてきました。
ですがデジタルアートは、そのコピー可能な性質から元々は投資対象にはされていませんでした。
昨今は前述のようにブロックチェーン技術の応用によってデジタルアートの唯一性が担保されたことで、NFTアートもまた投資の対象となってきています。
『法律上の注意』
NFTアートはコピーそのものが不可能になったわけではありません。
データ自体はコピー可能ですが、その所有権が明確になったということです。
つまり、仮にその作品が数多くネット上に広まっていたとしても、その所有権が誰に属しているかを証明することが可能になったということです!
この所有権は著作権と混同されやすいので注意が必要です!
著作権とは、英語ではCopyright(コピーライト)と呼ばれ、
作品を自由に「コピーすることができる権利」といえます。
所有権とは、物体としての「アート作品そのもの」を所有する権利です。
例えばCDを購入した場合、その著作権は作曲家のものですが、CDの所有権はCDを購入した人に与えられます。
NFTアートを購入しても所有権を得られるだけで、著作権自体を得ることはできません。
したがってNFTアートを購入したからといって、その作品をコピーして販売したり、
二次利用で収益を得たりすることはできないということです。
NFTアートは実体がないためこのあたりの解釈が難しく、法律的にもまだ整備が進んでいないのが現状です。