【YouTubeだけじゃない! 注目のライブ動画配信サービス5つの特徴を比較!】③
『Facebookのライブ配信「Facebook Live」の特徴』
Facebookのライブ配信「Facebook Live」は個人アカウントで利用できるほか、
企業等によって運営されるFacebookページ、複数のユーザーによるFacebookグループからも配信が可能です。Facebookのアクティブユーザー層は30~50歳代がメインであるとされ、
この層はSNSをビジネスに活用としていることが多いです。
このような点からFacebookライブはビジネスやマーケティングのための利用に適しています!
また、Facebookのユーザー数は世界一であることから、
世界中をターゲットにする可能性も秘めています!
◉収益化について
現在のところゲーム実況者向けにのみですが、
「スター」という投げ銭機能を通じて収益化が可能です!
配信者はスターを受け取る度に0.01ドル(約1円)を受け取ることができます!
収益化の条件は以下となります。
○ゲーム動画クリエイターページを作成している(18歳未満はNG)
○ページを作成してから14日以上経っている
○ページのフォロワーが100人以上である
○14日以内にゲーム配信を4時間以上している
○14日以内にゲーム配信を2日以上している
ゲーム動画実況による収益化を目指すユーザーにとっては、
YouTubeよりもハードルが低いことがメリットといえるでしょう!
Twitterはライブ配信「Periscope」の単体サービスとしての提供を
2021年3月31日に終了すると発表しました。ただし、終了するのはあくまで
「単体アプリとしてのPeriscope」であり、
今後はTwitterから直接ライブ配信が可能になる予定です!Twitterライブ配信の機能が
今後どうなるかはまだ分かりませんが、
○他のユーザーと最大4人でコラボ配信できる
○ライブ配信の時間制限なし
といった自由度の高い機能が今後も引き継がれ、さらなる機能の追加が行われれば、
ライブ配信サービスにおいて重要な地位を確立していくかもしれません!
◉LINEライブ配信の特徴
LINEのライブ配信サービス「LINE LIVE」は顔認識機能が充実しており、配信者は顔の動きや表情に合わせて変わる約50種類の「LIVEスタンプ」や、画面全体の色あいを変更できる12種類の「フィルター」を使って配信ができます!
また、LINEとは別の名前とプロフィール画像での設定が可能であり、
自分のLINE IDやアカウントを視聴者に知られることはありません。
知り合いに知られることなく配信したい人向けのライブ動画配信サービスです!
◉収益化について
LINE LIVEは収益化において他のサービスと異なり、
視聴者数、視聴者が無料で送れるコメント・ハートの数などに応じて、
配信者に換金可能なLINEポイントが付与されます!
また、他のサービスと同様に、視聴者は換金可能な有料ギフトを送ることもできます!
【まとめ】
これらのライブ配信サービスに関して、細かい設定に違いはありますが、基本的な機能における大きな差はないといえます。したがって機能よりも用途によってサービスを選ぶことになるでしょう。
【YouTubeだけじゃない! 注目のライブ動画配信サービス5つの特徴を比較!】②
【ライブ動画配信サービス5つの比較】
以下でそれぞれのライブ配信サービスを詳しく解説していきます!
『YouTubeのライブ配信「YouTube LIVE」の特徴』
「YouTube LIVE」のメリットはYouTubeなので視聴者数も多く、そもそも長時間の動画を視聴するプラットフォームであるため、多くの視聴者を長時間の視聴に誘導しやすい点が挙げられます。配信時間が無制限であることも大きなメリットです!
また、配信動画には保存期間制限がないため、無制限で動画を保存することが可能で!
デメリットとして、PCから配信する場合は特に条件はありませんが、スマートフォンアプリから配信するためには、チャンネル登録者数が1000人以上である必要があります。
また、コラボ機能がないこともデメリットといえます。
◉収益化について
収益化には「広告収入」と「スーパーチャット」の2つの方法があります。
「スーパーチャット」では、視聴者は配信者に向けてお金を送ることができます。
配信者に送れる金額は100~5万円です。YouTube側が3割を手数料として徴収し、
残りが配信者の取り分になります。ただし収益化には以下の条件があります。
○直近12カ月の総再生時間が4000時間以上
○チャンネル登録者数が1000人以上
○18歳以上であること
○広告掲載に適したコンテンツであること
収益化に至るまで厳しい条件がありますが、
明確に収益化を目指すユーザーにとっては
最も適したサービスであるといえるでしょう!
Instagramライブ配信機能「インスタライブ」は、配信・視聴ともにスマホでのみ可能、
配信時間は最長1時間、配信終了後24時間に限ってストーリー投稿としてシェア可能と、
機能は限定的です。
ただしこれをデメリットととるかどうかは利用者次第であり、シンプルで使いやすい点を
メリットとしてとらえることもできます。コラボ機能も搭載されており、
気軽に他の配信者とライブ配信ができます!
何よりInstagramという若い世代に最も支持されているSNSプラットフォームである点が
最大のメリットといえます!
YouTubeと比較して簡素な機能、ハードルの低さから、YouTubeライブがコンテンツとしての完成度の高さを追求することに適しているのに対し、InstagramライブはあくまでSNSの延長線上の気軽な交流に適しているといえるでしょう!
◉収益化について
Instagramライブには元々収益化機能はありませんでしたが、
2020年から「バッヂ機能」が導入され、視聴者はライブ視聴中に有料バッジを購入することで配信者にお金を送ることができます。バッジは120円、250円、610円の3種類があり、
1回のライブ配信につき1個のバッジを購入することができます!
バッジを購入したユーザーは配信者により認知されたり、ライブ配信のコメント欄で
目立つことができます!
また2021年3月には、日本では導入されていませんが、米国のInstagramでは
広告機能も導入されており、今後日本にも導入されることが予想されます!
【YouTubeだけじゃない! 注目のライブ動画配信サービス5つの特徴を比較!】①
ライブ動画配信サービスとは、オンライン上でリアルタイムに動画を配信し、
不特定多数のユーザーとコミュニケーションを行うことができるサービスです!
文字、写真のやりとりを経て、
次はライブ動画によるコミュニケーションが盛んになっています。
おすすめのライブ動画配信サービス5つを比較して特徴をまとめて解説いします!
【人気が高まるライブ動画配信サービス】
利用目的はさまざまで、イベントのライブ中継、商品紹介、視聴者とのフリートークなど、
配信者によって自由に決めることができます。通常の動画投稿とは異なり、
編集の手間がかからないことも魅力のひとつです!
これからライブ動画配信を始めるユーザーにとって、【YouTube】【Instagram】【Facebook】【Twitter】【LINE】のライブ動画配信サービスが知名度、人気ともに高くおすすめですが、
各サービスの違いがよく分からず、どれを利用するべきか悩みどころですよね?
これから5つのライブ動画配信サービスの特徴・機能を比較してまとめています!
最適な動画配信サービスを選ぶ参考にしていただければと思います。
【ライブ動画配信サービスで注目すべき5つの項目】
「配信可能デバイス」
対応するデバイスがスマートフォンだけなのか、もしくはPC(パソコン)でも配信可能かどうかです!
「配信時間制限」
配信時間は制限付きのものと無制限のものがあります。
時間制限ありの場合、制限時間になったら終了するか、再度配信をし直す必要があります。
長時間のライブ配信をしたい人にとっては重要な項目です!
「コラボ機能」
他の配信者と一緒にライブ配信をする機能です。友人知人と協力しながらライブ配信を行いたい人にとって考慮すべきポイントです!
「収益化機能」
YouTuber(ユーチューバー)のように動画配信により生計を立てることを目指す人にとって最も重要な項目です!
「アーカイブ機能」
ライブ配信終了後にライブ配信が記録され、視聴できる機能です。
ライブ配信動画を後で編集し、再アップロードするというやり方も考えられ、
そのように行いたい人にとってアーカイブ機能の充実は欠かせません!
【「Web3(Web3.0)」とは? そもそも「Web1.0」「Web2.0」とは何だったのか?】③
【Web3.0によって変わるビジネスや娯楽】
■Web3.0によってビジネスはこうなる
Web3.0社会では、分散型ネットワークに参加する1人1人のユーザーが、サービス実現のために協働する形態が実現します。
既存の企業と異なり、地理的に離れたメンバー同士でもプロジェクト単位でチームを組めます!
所有者(株主)や管理者(経営者)は存在せず、
意思決定はブロックチェーンを応用した議論や
投票システムによって行われます。
NFTアートのように、これまで固有の権利が
保証されなかったデジタルデータにも資産価値が生まれ、デジタルコンテンツの商取引が活発化します!
契約はスマートコントラクト(ブロックチェーン上で契約を自動的に実行する仕組み)を通して行われ、
報酬は暗号通貨によって支払われます。
その際に不必要な仲介業者は排除されます。
以上のことを実現する可能性をWeb3.0は示しています。
■Web3.0によって変わるオンラインゲーム
Web3.0はビジネスだけでなく、娯楽であるゲームの世界も変える可能性を秘めています!
それが「GameFi」です。
これはオンラインゲームとDeFi(Decentralized Finance:分散型金融)を融合させたものであり、
オンラインゲームをしながらお金(暗号通貨)を稼ぐというものです!
GameFiにより、プレイヤーはゲームの中でアイテム、土地、アバターなどを獲得し、それを他のプレイヤーと交換したり、マーケットで暗号資産に換金したりできます!
他にもキャラクターのレベルアップ、クエストへの参加、トーナメントでの勝利など、オンラインゲームでのユーザー同士のやり取りを収益化する仕組みを持っています。
これを可能にするのがブロックチェーンに基づくNFT(非代替性トークン)です。
デジタルデータの所有権を明確化、保証するこの技術によって、デジタルデータの売買が可能になります。
また、ゲーム内のショッピングモールで、ゲームで得た暗号通貨を使ってリアルな商品をオンライン購入するといった使い方も予想されます。
現実世界と仮想世界の融合がさらに進むことが考えられます!
【まとめ】
現在のWeb2.0の社会では、ユーザーはネット上で双方向的に情報をやり取りしています。
その結果、情報をやり取りするプラットフォームを提供する一部の企業に膨大な情報や富が蓄積されることになりました。
それに対する反発として生まれたのがWeb3.0です。
そして、その公平・公正なWebという理念を支えるのがブロックチェーン技術です。
当然ながら、理念通りに大企業による支配構造がなくなるかはまだ分かりません。
しかし、この技術革新によって私たちの社会が
大きく変化することは間違いないといえます!
【「Web3(Web3.0)」とは? そもそも「Web1.0」「Web2.0」とは何だったのか?】②
Web3.0では、どのような技術を用いてどのようなWeb世界が実現されていくのでしょうか。
そのビジョンのひとつが、ブロックチェーン技術を用いた分散型のネットワークです。
【ブロックチェーンとは】
Web3.0を理解するには、ブロックチェーンとは何かを理解する必要があります。
ブロックチェーンとは、仮想通貨(暗号通貨)を実現するために開発された技術のことで、
暗号通貨はデジタルネットワーク上に存在する資産です。
これまでの常識で考えれば、
「悪意のある人間がデータを複製・改ざんしないのか」
「管理者が自己都合でサービスを終了・改悪しないのか」という疑問が生じます。
従来のシステムは中央集権的であり、管理者の都合による変更や、管理者への不正アクセスを行う人による悪用が可能でした。
一方、ブロックチェーンは、自律分散システムと呼ばれ、全ての参加者が自律して取引履歴を
コピーし続けています。
サービス提供者であっても記録されたデータの消去や改ざんはできず、参加者が自身の取引履歴を消すこともできません。
分かりやすく言うと
これまでのシステムではリーダーが1つの台帳を所有していたのに対し、ブロックチェーンでは全ての参加者が台帳を所有しており、参加者の誰かが不正に台帳を改ざんしても、その他の参加者に正しい記録が残されているため、事実上改ざんが不可能になるというものです。
ブロックチェーンは今、Web構造を根本的に変革しようとしており、この技術を基盤として「Web3.0」の時代がやって来るといわれています。
【Web3.0でWebはこう変わる】
Web3.0では、ブロックチェーン技術によってデータの分散管理が実現されます。
特定のサーバーやデータベースではなく、ユーザーが参加するネットワークがWeb社会の基盤となります。
現状ではプライバシーに関して、一部の巨大企業にユーザーの基本的な個人情報から、検索履歴や行動履歴まであらゆる情報が集約されています。
また、セキュリティに関しても、個人情報がサーバー上で一元管理されているため、サイバー攻撃による情報の流出が危惧されています。
中央集権的構造から分散的構造への移行によって、プライバシーとセキュリティの問題を解決できます。
さらに、サーバーに依存せずにユーザー同士でデータを共有する「P2P(ピアツーピア)ネットワーク」を構築することによって、通信速度の向上や、災害時や途上国で優れた接続性を有する柔軟なネットワークの構築が期待されています!
【「Web3(Web3.0)」とは? そもそも「Web1.0」「Web2.0」とは何だったのか?】①
近年注目を集めている
「Web3/Web3.0(ウェブスリー)」とは、
ブロックチェーン技術を基盤とする新しいインターネットの概念、その利用法です!
では、「Web1.0」「Web2.0」とは具体的に何が異なり、どう進化したのでしょうか?
今後のインターネット社会がどうなっていくかを占う上で重要となる「Web3」というキーワードについて解説していきます!
「Web3.0」へ〜
「Web3.0」とは何?
インターネットはさまざまな技術革新によって進化してきました。
その進化の段階は以下のように区分されます。
「Web1.0」
1991年から2004年にかけての、インターネットユーザーの大半がコンテンツの消費者であり、コンテンツがクリエイターから消費者への一方向性であった時代。
「Web2.0」
2004年から現代にかけて続く、情報の流れが一方向性から双方向性になり、
ユーザーが作成したコンテンツをSNSやブログ、ウィキペディアなどにアップロードする時代。
「Web3.0」
Web2.0に続くものとして提唱されている概念。
この言葉は2014年に暗号通貨イーサリアムの共同創設者である
"ギャビン・ウッド"によって作られました。
「Web3.0が提唱された背景」
この新しい概念が提唱される背景には、
現代のWeb構造(Web 2.0)に対する不信感があります。
ギャビン・ウッドによれば、現代のWeb構造は非常に中央集権的であり、
情報に基づく富、権力、影響力がGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)等の一部の巨大企業に過剰に集中している現状があります。
※Google:Alphabet社、Facebook:Meta社
巨大企業はユーザーの膨大な個人情報を抱えていますが、それが正しく運用される保証はありません。
ユーザーが盲目的に巨大企業を信頼することで成り立っているのが現在のWeb社会です。
こうした権威構造から脱却し、より合理的で自由主義的なモデルに移行するために必要なのが
「Web3.0」という概念です。
【メタバースとは何? わかりやすく解説します! メタバースで社会はどう変わる?】③
『メタバースの今後』
2020年のメタバースの市場規模は約4800億ドルでしたが、2024年には約7800億ドルに増加すると予想されています。
メタバースは今後さまざまな分野・業界に広まっていく可能性があります!
これまでビジネスやゲームでのメタバース事例を紹介しましたが、今後メタバースが広まっていくと予想される分野のひとつが
【教育】です!
メタバースによる学習のメリットのひとつとしては、現実では危険で行うことができない科学実験等を仮想体験できることです。
これまでは先生が生徒を間違わない方向に誘導するスタイルが一般的でしたが、安心して失敗ができれば、生徒はより主体的に行動、思考する機会を得ることができます。
海外の生徒とのコミュニケーションもより簡単になるため、語学学習や異文化交流の機会はより増えていくことが考えられます。
さらに、翻訳の技術が進めば違う国の違う言語の人同士が同じ授業を受けるといった未来も十分予想されます!
また、学校環境になじめない人、病気や障害により通学が困難な人であっても、メタバース空間で同級生とコミュニケーションをとりながら学習することも可能になります!
従来のオンライン学習では生徒同士がコミュニケーションをとったり、コミュニティを築くことが困難でしたが、休み時間に仮想の教室で生徒がアバター同士で集まって雑談を楽しむといったこともメタバースでは実現可能です。
そしてメタバースで教育を受けた子どもが大人になったとき、社会のメタバース化はよりいっそう加速していくことは間違いないといえるでしょう。
『メタバースの課題』
メタバースの課題として挙げられているのが
【法整備】です。
現在の法律では仮想空間でのビジネスは想定されていないため、仮想のアイテムが何らかのアクシデントにより消失してしまった場合、それが価値を持っていたとしても法律的な救済を得ることができない可能性があります。
そこで、2021年11月にメタバースの商取引のルールや運営に関するガイドラインの整備を行う
「バーチャルコンソーシアム」という団体が
発足されました!
メタバース市場はさらに拡大していくと思われます。